専門知は、もういらないのか | トム・ニコルズ、高里ちひろ
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専門家はその専門分野に関わり続け、常にスキルを磨き、ミスから学んで、目に見える業績を積んでいる。 「もっとも能力に劣る人」は自分が間違っていることにも、他の人々が正しいことにも気がつかず、いちばん知ったかぶりをして、何かを学ぶ能力がいちばん低い。 感情は専門知に対する反証不可能な抗弁、怒りと憤怒の堀であり理性と知識はすぐに溺れてしまう。感情が他のすべてを負かすということを学んだ若者は、その教訓を一生もちつづける。 イギリス人作家アリステア・クックが言ったとされる言葉に、こういうものがある。「プロというのは気分が乗らなくても最高の仕事ができる人間を言う。」 捏造 ファブリケーション 改竄 ファルシフィケーション 剽窃 プレイジャリズム の頭文字をとって FFP と呼ぶ
知識の裏付けのない意見がたとえ合ってたとしても、筋道立てて導き出された見解の方が有用性が高い場合が多い。もし間違っていたとしても、詳細に分析し、研究し、修正することが可能だからだ。 学び続けること、説明をすること、間違いを認めること